今回はSNSについて書きます。
大人から子供まで幅広く使っている人が多いSNSですが、果たしてこのツールは人生において必要なのか?
自分も実際に活用してみての感想を交えて書きます。
目次
そもそもSNSとは?
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスのことです。
ざっくりとした意味は、インターネットを通じて社会的なつながり(集団)を作り提供するウェブサイトのことです。
最近流行っている主なSNSは、Instagram(インスタ)、Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Youtube(ユーチューブ)などです。
使用者は基本的に無料で使用でき、世界中の人との情報のやりとりをすることが可能です。
ビジネス的にも大きなお金が動く市場なので、企業なども積極的参戦しています。
SNSの種類
流行っているSNSのサイトをざっと説明します。
Instagram(インスタ)
インスタグラムは写真投稿を中心としたネットワークサービスです。
良い写真が取れたらアップロードし、また他人の取った写真をみて「イイね!」やコメントを送り合ってやりとりします。
Twitter(ツイッター)
ツイッターは日常にあったことを140字以内でつぶやく、ネットワークサービスです。
主に文章のみでの投稿が主流で、短い文章を通して交流をします。
特徴としては、匿名性が高いため、誹謗中傷なども問題になっています。
Facebook(フェイスブック)
フェイスブックは実名で登録してやりとりをする人が多いサービスです。
自分の学校名や会社名などを登録でき、主に自分の知り合いなどに向けて、自分の近況報告などを行えるサービスです。
昔のクラスメイトなど関わりの薄い人でも見つけることができるため、一種の同窓会のようなサービスでもあります。
Youtube(ユーチューブ)
ユーチューブは動画投稿サイトで、動画投稿者と視聴者という関係で成り立っています。
動画投稿者は動画に広告がつくのでそれが収益となり、視聴者はその広告を見ることで無料で利用することができます。
最近は、芸能人なども進出しており、テレビとの境目がなくなってきている印象です。
使ってみた感想(問題点)
私は今紹介した4つは全て使用していました。
使用した感想を素直に書くとこのような感じです。
ポイント
- 「いいね!」が欲しくてたまらなくなる
- 偏った情報に大きく影響される
- どうでも良い大量の情報を浴び情報疲れする
- 自分の時間が大量に消費される
- 結局超ストレスになる
私が感じたSNSの良くないと思うことです。
「いいね!」が欲しくてたまらなくなる
SNSにはたいてい「イイね👍」ボタンがあります。
これは自分の投稿にイイね!と思ってもらえたら押してもらえるというものですが、
一度「イイね👍」がもらえるとめちゃくちゃ嬉しくなり、何気なく始めたSNSも気がつけば「イイね!」をもらうためにやっている状態に陥ります。
偏った情報に大きく影響される
SNSは真偽不明な情報も多いので注意が必要です。
またインフルエンサーと呼ばれる人(SNS上での有名人)が発信する情報は影響力が強く、人の感情が大きく煽られるので気を付ける必要があります。
注意しなければいけないのが、影響力があるからといって正しい情報かどうかはわからないということです。
もっというと、一般的には正しい情報であろうと感情が大きく揺さぶられるような情報を浴び続けるのは、精神的に危険な状態であるとも言えます。
どうでも良い大量の情報を浴び情報疲れする
SNSの特徴として、リアルタイムの情報が手に入れやすい反面、その情報は精査されていないものであり、質の悪い情報も多いということです。
SNS上のほとんどの情報は生きていく上で必要のない情報ばかりです。
それにもかかわらず大量の情報が常に更新され続け、自分のもとに届く(正確には自分が見に行っている)状態を続けると
どうでも良い情報で脳の容量がいっぱいになり、他のことが考えられなくなります。
自分の時間が大量に消費される
「イイねが気になり何度もスマホを見る」「他の人の動向が気になる」「必要のない情報をなんとなく見にいく」などのことをしていると、1日の大半をSNSにつぎ込んでしまいます。
一回で見る時間は少なくても、「5分に一回スマホを見る」「休み時間の間SNSを見る」などでも1日数時間単位で削れていきます。
その空いた時間はもっと他のことを考えたり、体を休めたり、将来のための勉強のための時間に使っても良いでしょう。
しかし、SNSの麻薬に取り憑かれるとそれができなくなってしまいます。
結局超ストレスになる
結論をいうと、時間を無駄にし、常に心の片隅にSNSのことがある状態は超ストレスになります。
スマホの画面を見て目が疲れ、大量の情報に脳が疲れ、他人の評価に常に一喜一憂させられる
こんな状態は超不自由で、幸せからも最も遠い生き方です。
SNSは上手く活用すれば、ビジネスチャンスにもなりますが、そこに到達する前に精神が疲弊する人が大半ではないでしょうか。
なぜSNSはやめられないのか
私もそうなのですが、SNSをやめると決意してもまた戻ってしまうことが多々あります。
これは個人の問題ではなく、人間に備わった本能が影響しているのではないかと思うほどです。
私の仮説ベースではありますが、なぜ辞められないかについて解説します。
SNSが辞められない理由
- 自己承認欲求に強く訴えかけているから
- 大金が動くので、辞めさせない工夫がされている
- そもそもスマホ依存症だから
- インフルエンサーの存在
自己承認欲求に強く訴えかけているから
人間は誰しも「認められたい」という欲求があります。
これが自己承認欲求と呼ばれるものです。
人間は集団で生活する動物なので、自分の所属するコミュニティ(集団)においての他者のからの自分の評価はとても重要です。
なぜ重要かというと、そのコミュニティでの立ち位置が生存に大きく影響するからです。
嫌われて仲間外れにされることは自然界では、死にも直結します。
認められたい、認められなければ生きてはいけない、このような本能をうまく利用しているのがSNSというわけです。
本能に訴えかけられては、切り離すのは簡単ではないです。
大金が動くので、辞めさせない工夫がされている
Twitterやインスタグラムなど、SNSは無料で利用できるものが多いですが、広告などを交えることによってとても大きな金額が動いています。
ひとりひとりはお金を払っている訳ではないですが、個人の趣向にあった広告などが表示されるので、そこから一人でも購買につながれば、それが運営の利益となります。
たとえ、100人にひとりしかその広告をクリックしなくても、利用者が多ければそれだけ絶対数もあがるので、SNS運営としては辞めないように飽きさせない工夫をしています。
リアルタイムで情報が表示される機能、関連表示、などストレスなく次から次へと情報を流し続けるような工夫もあり、気づけばあっという間に時間がすぎているなんてことになります。
私も関連表示で延々とYouTube動画を見て、気付いたら寝る時間なんてことが、ざらにあります。
そもそもスマホ依存症だから
そもそもスマホ(携帯)という存在は、便利すぎるがゆえに人々から寵愛を受けすぎています。
スマホの前のガラケーの時代でさえも、依存症の人がいましたが、スマホになりさらに加速したように思います。
依存症の原因はSNSなのか、それともSNSがなくてもスマホ依存は止まらないのか、どちらかは分かりませんが、互いが互いに強いシナジーを持っているのは間違いないです。
SNSを断つためにはまずスマホからかもしれませんね。
インフルエンサーの存在
インフルエンサーとは割と最近流行った言葉ですが、簡単にいうとネット上の有名人というところです。
その界隈では大きな人気をほこり、ファンがたくさんいて、その言動や行動を指示する人がたくさんいます。
そうなると、個人でありながらとても強い影響力を持つようになり、その人を中心としたコミュニテイが自動的に出来上がります。
言い方は悪いですが、カルト宗教の教祖と信者の関係にそっくりです。
そのような輪に知らず知らずのうちに入ってしまっていると、抜け出すのは用意ではありません。
なにが正解なの?どう生きるべきなの?
結局、SNSに囚われて精神が不安定になるのも、時間が大幅に奪われるのも私は嫌なわけですが、そう思っても完全に切り離すのはかなり難しいと感じています。
もちろん、SNSを上手く活用してビジネスをしている人もいるので、一概に悪い面ばかりではないですが、私は幸せになるという面から考えるとほどほどに距離を置いた方がよいと思います。
距離を置くためには、SNS意外の他の何かで人生を埋める必要があり、また依存しない仕組みが必要です。
SNSと距離を置くためには
SNSから抜け出すのは簡単ではありませんし、完全に切り離すことは普通に生活していてはとても難しいです。
ですが、人生において大事にすべき指針や指標などを認識しておくことで、自分にとって大切な時間や大切な人との時間をSNSに邪魔されることは少なくなると思います。
私自身がSNSと距離を空けるために以下の6箇条を作りました。
SNSと上手に付き合うための6箇条
- ローカルな情報を大事にする(書籍などを読む)
- ローカルなつながりを大事にする(実社会で直接接する人たち、家族、友人など)
- 個人発信の情報には気を付ける(偏りが強く、影響力も強いため)
- スマホからは距離を空ける(かなり難しい)
- 自分の思考や考えを大事にする(意図的に考える時間をつくる)
- 正解なんてない(基本的にみんな迷ってる)
総括
今回はSNSについて色々と書きました。
私はのめり込むととことんのめり込んでしまうため、自分への警鐘を鳴らすためにこの記事を書きました。
SNSに依存しないようにしていかないと、私の場合は幸せに生きられないと思います。
インフルエンサーなど成功している存在をみると、自分もあのようなキラキラした存在になりたいとつい思ってしまいますが、別に人生キラキラすることが全てではないので、自分なりに幸せに生きれればそれが正解だと思います。
ともあれ、イイねが欲しくてヤキモキしている自分に誹謗中傷などが飛んできたらとても耐えきれないのでインフルエンサーの道は諦めます。笑
今回はあまり子育てについては関係ないですが、これからは親子共々SNSとは、いやでも付き合っていかなければならないので、このタイミングでSNSについての考えることはよかったのではないかと思います。
ではまた!
おわり